2006年 06月 09日
今週頭職場に出勤したら、私の机に包みが乗っていました。包みを開けると中に入っていたのは……
そう、このBlogのタイトルの由来、新潟は長岡市の有名なお菓子、浪花屋の元祖「柿の種」だったのです。これは、職場内で唯一このBlogの存在を知っているM嬢からの“生日礼物”でした。Blogの名前に採用していながら、最近ずっと浪花屋の「柿の種」とはご無沙汰でしたので、本当に嬉しかったです。多謝、多謝! この「柿の種」、スーパーなどでは圧倒的に亀田製菓の「柿ピー」か、ブルボンの「チーズ柿種&柿の種」(googleかけたら、これには現在会社に納品された食用油に異物が混入していた問題で、無償交換&回収がかかっているようなので、現時点では店頭には置いていないと思います。)が主流だと思いますが、私の幼い時の「柿の種」と言えば、もちろんこの浪花屋さんのものでした。 他の柿の種と比べて小粒ながらも、硬くてしっかりとした食感で、噛みごたえもバッチリ。醤油の味付けも他の会社と比べると濃い目になっています。この食感と味付けに一度慣れると、他の柿の種が物足りなくなります。濃~く淹れた日本茶かビールが飲みたくなるお菓子ですね。 もう一つ、浪花屋の「柿の種」の大きな特徴は独特な化粧缶です。一番有名なのは大きな横長の缶。現在はこのサイズよりも私が頂いた縦型のものと、薄い横長の缶の方が主流のようです。柿の木のある、昔ののどかな農村風景を描いた絵柄も全然変わりません。おせんべいの大敵、湿気を防止するためにしっかり閉まった蓋。これを開けるのに一苦労するのも、昔と変わらないです。ちなみにプラスチック製の定規では歯が立ちません。絶対先のとがった鋏か鉄製の定規、もしくは大きなしっかりとしたスプーンの先で梃子の原理を利用して「こじ開ける」必要があります。 そしてこのお菓子も最初にいただいたのは伯母の家でです。伯父が新潟出身だったこともあり、「柿の種」はいつも伯母の家にありました。それも大きな缶で。缶の中に無造作に手を入れ、ざらっと「柿の種」を手づかみにしてむさぼり食べる……なんて幸せなひとときだったのでしょう。そんなことを思い出しながら、ビール片手に今日もポリポリと食べています。 浪花屋製菓のHPはこちらです。
by hima-kakinotane
| 2006-06-09 23:43
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