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~柿の種本舗~ 昔の名前で書いています
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泥縄もしくは付け焼刃 / 临阵磨枪
2006年 06月 15日
 6月25日(日)は中国語検定の試験日です。私はHSK(漢語水平考試)と比べてどうもこの試験と相性が悪い…というかこの試験が大の苦手なのです。HSKはある意味時間との勝負、悩んでいる余裕はなく、大量の中国語を中国語のままどんどん処理する必要があり、日本語が介在する余地の全くない試験です。その点中国語検定は必ず中日翻訳、日中翻訳の問題があり、問題形式も一部を除いて全く違います。

 私は大学を卒業してすぐに当時の準2級(今の2級)にあと3点というところで落ちて以来、中国語関係の試験を避けてきたのですが、2000年に本格的に中国語の学習を再開してからは、ともすれば怠けがちな自分に鞭打つ意味で受験するように心がけてきました。2000年秋に準2級(現在の2級)に合格、でも2級(現在の準1級)は多分6,7回以上受験していると思うのですが、ずっと落ち続けてきました(受験料の無駄…)。

 今回はプライベートレッスンのQ先生の勧めもあり、かなり本腰を入れてチャレンジをすることにしました。手に入れた過去問題をどんどん解いているのですが、基本的な成語、俗語、慣用語などの語彙がまだまだ足りないのを実感しています。知っている語彙が沢山出題された回の点数はまあまあなんですが、全然知らない語彙ばかり出た回だとともうボロボロ。差が激しいのです。でも差がついてしまうこと自体、私の実力がまだ伴ってないことの証ですね。

 ヒアリングはそれでもまだましなのですが、いわゆる“听写”(聞いた文章をそのまま漢字で書き起こす)には手こずっています。特に文学的な文章。使われている語彙が難解なのです。

 Q先生曰く
“虽然临阵磨枪(lin2 zhen4 mo2 qiang1)准备考试,但磨了总比不磨好。”「泥縄の試験準備だけど、何もしないよりはまし。」
 そうまだ諦めるのは早いです。先生も「駄目だと思った時点で落ちる、絶対合格するんだ、という信念でね。あとは緊張しすぎないこと。」確かにその通りなんです。まだ間に合うという精神で、一問でも多く過去問や模擬試験を説き、間違えた問題をどうして間違えたのかきちんと検証し、知らなかった語彙を覚えて、短い時間でも「槍を磨けるだけ磨こう」と思っています。同じ試験を受ける方、“一直到最后都决不死心坚持下去吧!”(最後までずっと諦めずに続けましょう!)
# by hima-kakinotane | 2006-06-15 23:50 | 汉语 / 國語  
日本語を教えることの難しさ&大人の飲み会
2006年 06月 11日
 6月10日仕事が終わったあと、先週に引き続きボランティアで日本語を教えている教室へ足を運びました。実は先週生徒さんから質問されたことにうまく答えられず、宿題とさせてもらったのです。準備不足…といえばそれまでですが、その課の内容を問う問題の中の選択肢部分だったので、まさかその中の文法項目が質問されるとは思わず…と言い訳。

 ちなみにその時の質問は「たら」の使い方でした。日本語を第二言語として教えるためのプログラムを何らかの形で学んだことのある人はピンとくる項目です。そう、「たら、なら、ば、と」という条件の言い方の使い分けですね。

 「たら」の一番基本的、かつ分かりやすい例は「未来完了」(仮定条件ともいう)を表す例です。
  ・読み終わったら見せてください。
  ・地震が起こったら、すぐコンロの火を消してください。
 この「未来完了」は「たら」しか使えないので、初級の後半にはこの意味での文型を必ず導入していきます。

 でも今回私が遭遇した例はこれではありませんでした。
  ・どこかで見た顔だと思ったら、○○さんだった。
  ・お風呂に入っていたら、電話がかかってきた。
 こちらは「確定条件」です。「XたらYた」という形で、Xが成立した場面で、話し手がYを新たに認識したり、新しい事柄が起こったりするときに使います。そして重要なことは、この場合Yでは発見者「私」を表さず、状況描写の表現を使います。
 
 いやあ、本格的に日本語教授法の教育を受けている人なら、すぐに説明できるのでしょうけれど、いつも文法項目の分析を本に頼っている私みたいなボランティアではこういう時に歯が立ちません。実は日本語ボランティアは細々ではありますが、もう10年以上続けてきてはいるので、変な緊張はしないのですが、突然の質問にはなかなかすぐに答えられないのは相変わらずです。

 10日担当の先生の授業の最後に時間をもらって簡単に説明をしました。なんとか分かってもらえたでしょうか…。

 さて、その後久々に担当のボランティアが多数集まったのと、遠くから久々に顔を出した人もいたので、「ちょっと飲みにでも…」ということになり、大人の飲み会と相成りました。私が最年少という年齢の高い集まりで、行ったお店も裏通りのなかなかシックな内装の飲み屋さん。チェーン店系の居酒屋とは全く違い、騒々しくなく加えて料理が美味しい、もう言うことありません。話題も尽きることなく、ちょっと家が遠い私は途中中座せざるを得なかったのですが、それがとても残念なくらい盛り上がりました。きっと日本語ボランティアに参加しなければ出会えなかったであろう仲間達(先輩達かな)でしたので、また機会があれば「大人の飲み会」に参加したいです。
# by hima-kakinotane | 2006-06-11 23:30 | 日々の戯言  
久々の浪花屋の元祖「柿の種」
2006年 06月 09日
 今週頭職場に出勤したら、私の机に包みが乗っていました。包みを開けると中に入っていたのは……

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# by hima-kakinotane | 2006-06-09 23:43 | 思い出のお菓子・好きなお菓子  
噂どおりハングル検定は難度を若干増したようです。
2006年 06月 06日
 先週6月4日(日)は2006年ハングル検定の春季26回試験日でした。私は去年の25回試験で、かろうじて3級に合格しています。今回妹がチャレンジしたのですが、終了後「前と問題の形式が変わっているし、知らない単語も多かった。難しくなっている」という趣旨の携帯メールがありました。

 「ハングル」検定公式ガイド「合格도우미(トウミ)」初中級編の冒頭にも「第26回検定試験から問題の内容と出題形式が一部見直されることになります。」と書いてあったのですが、やはり準1級をなくしたことの影響で、3級もちょっと難度を上げたんですね。

 妹からどんな感じか簡単に問題形式は聞いたのですが、具体的にどんな問題か知りたくなり、googleで検索してみましたら、こちらのサイトで問題文の一部を掲載してくださっています。
 tiny-seedさんのBlog 「ハングルで日記に挑戦」内の記事 한글 시험 끝났어요

 うーん、たしかに以前にはこんな形式ありませんでしたね。私は中国語の試験が落ち着いたら、ハングル検定の準2級を受けようと思っていたのですが、これはきちんと準備しないとだめですね。しばらくは“脚踏两只船(jiao3 ta1 liang3zhi1 chuan2)”「2足のわらじを履く」ことはできそうにもありません。とりあえず「中国語でハングル」の講座には休まず通って、無理せず文法項目を学び、語彙を増やしたいと思います。(今、ちょうど使役形に入りました。)
# by hima-kakinotane | 2006-06-06 21:37 | 한국어  
取らぬ狸の皮算用 / 如意算盘
2006年 06月 05日
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 そんなにくじ運は良くないのですが、折角ですのでトラックバックして応募してみることにします。もし当たったら…南米かヨーロッパへ行きたいなあ。これこそ本当の“如意算盘(ru2yi4 suan4pan0)”「取らぬ狸の皮算用」です。
# by hima-kakinotane | 2006-06-05 16:42 | 日々の戯言  

「ひまつぶしの柿の種」の戯言中心のblogです。中国語と韓国・朝鮮語の勉強についても書く予定。「柿の種」はやっぱり元祖浪花屋が一番!!!
by hima-kakinotane
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